住宅の理想的な換気&断熱システム。
暮らしと環境を考える建築資材。

木の家研究室

結露の話

2023.10.17

有害結露、無害結露とは

木造住宅で完璧な、高気密住宅を作るのは困難です。

気密施工は、温度差による結露現象で木材が腐食して
家が朽ちるのを防ぐ為に行います。

気密はC値で評価し、0.5以下が高気密住宅になります。
多くの住宅会社は防湿シートを張ったり、吹付断熱をして
気密・断熱施工に時間とコストを掛けています。

しかし多少の結露が発生しても、床下、壁内、天井裏の
空気が動く構造にすると、有害結露は無害結露になります。
いよいよ!断熱性能基準の改定が始まります。

複雑な内部構造に断熱材を押し込む方法から脱皮して、
ハイレベルの高気密・高断熱住宅を提供する時代になります。

一覧に戻る