
一番高い位置で、しかも真上に排出するためのカタチ
棟カバー「針葉樹」棟カバー「針葉樹」は日本の住まいに伝統的に用いられてきた、「うだつ」からヒントを得て開発されました。効率の良い排気は建物の一番高い位置で、しかも真上に排出する事が理想的ですその理想を追求した結果生まれたのが針葉樹。従来のカバーは雨・雪・害虫等の侵人を防ぐ機能を最上部のカバーに持たせ、脇の隙間から排気するという考え方だったため排気性能に限界があり、空気の淀む場所を作ってしまう事が問題でした。それを最上部に穴を開け、雨・雪の侵入を防ぐ機能を内部に持たせる発想で、従来の方式と比較して飛躍的に排気性能の向上を実現しました。

排出量がきわめて多く、
屋根裏の熱気・湿気を徹底的に排気!
建物の一番高い位置で真上に排出!
一般の住宅では、小屋裏の換気をする場合、軒裏やつまに換気口を設けています。しかし、それだけでは屋根裏にこもった熱気や湿気は完全には外に抜けきれません。棟カバー「針葉樹」は屋根の最上部に排気口があるので、「暖められた空気は上昇する」という自然の原理にもとづいて、熱気や湿気、またシックハウス症候群の原因となる有害な化学物質もとことん外へ排出されます。
外気の風速が大きいほど排出量が増大!
棟カバー「針葉樹」から排出される空気は、外気の風速が大きいほど、その排出量が増大する特許構造になっています。排出量の大きさにともなって、さらに躯体内の空気がひっぱりあげられ、排気が促されます。

針葉樹の最上部全面に穴が開いているため、空気の排出量が増大します。
風の逆流や雨・雪・害虫
などの侵入を防ぐ!

棟換気設備の多くは、風の強い日に排気が逆流し、雨や雪が入り込む現象が報告されています。棟カバー「針葉樹」は、換気扇「涼樹」の排気能力を妨げずに雨・雪・害虫の侵入を防ぐことができる高性能な雨よけカバーです。
※雨・雪・害虫の侵入を防ぎながらも、排気効率の良い構造を採用。こもり現象も起きません。
万一の火災時にも安心!

室内で火災が生じた場合に、通気工法で建てられた住宅は床下から壁、屋根裏が煙突状態(煙突現象)となり延焼を早めてしまうという難点があります。
この問題を解決するために、棟カバー「針葉樹」は、万一火災が発生した場合に空気の流れを遮断する「ファイヤーストップ機能」を備えています。
様々な種類の屋根に対応
棟カバー「針葉樹」には鋼板用、平瓦用、和・洋瓦用の3タイプがあります。様々な屋根勾配に対応しているため、棟全体に取り付けることができ、家の外観をそこなうことがありません。
- 製品仕様
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銅板用
■本体:アルミ合金
■エンドカバー:
アルミ合金■ジョイントカバー:
アルミ合金設置イメージ(銅板用910mm×2台)
※写真は模型です。 -
平瓦用
■本体:アルミ合金
■エンドカバー:
アルミ合金■ジョイントカバー:
アルミ合金設置イメージ(平板用910mm)
※写真は模型です。 -
和・洋瓦用
■本体:アルミ合金
■エンドカバー:
アルミ合金■洋瓦施工例
設置イメージ(和板用910mm)
※写真は模型です。
- 製品に関するご注意点
- ※「針葉樹(鋼板用・平瓦用・和・洋瓦用)」は本体の両側に必ずエンドカバーが必要となります。計画に合った数量をお求めください。
- ※「針葉樹(鋼板用・平瓦用)」で本体を複数つないでご使用の際はつなぎの部分にジョイントカバーが必要となります。
- ※取付費は含まれておりません。
- ※商品の細部仕様については、予告なく変更する事があります。あらかじめご了承ください。
- ※掲載されている商品の色は、印刷条件などにより実際の色と多少異なる場合がありますのであらかじめご了承ください。